2013年に見た、夢の話。
2020年1月まで、この夢の光景は現実になっていないし、これからも現実に起こってほしくないと思っている。
ただ、2020年2月現在、気になる地震が増えているので、自分への戒め含め追記。
地震の夢にドキドキしてしまう理由
1995年の阪神淡路大震災、そして2011年の東日本大震災を、自分の人生の中で目の当たりにした経験は、私自身に、災害に対する意識を高めるには十分すぎるものだった。
だから、夢で大地震の夢を見ると、つい「本当に起こるのではないか」と不安になってしまう。
しかも、第2子の妊娠中(2013年)には、それでなくても「予感」が当たることが多くなっていた。
例えば2013年の4月13日に、淡路島付近を震源とした地震が起きる前日の金曜日、私は言い知れぬ不安感を抱いており、夫に「早く帰宅してほしい」と訴えた。
夫は普段、早くても22時くらいにしか帰宅できなかったのだが、それが不安でしょうがなかった。
2013年4月12日の金曜日。夫はいつもより早めに帰宅してくれた。そして翌日。
4月13日午前5時半ごろ、淡路島付近を震源とする最大震度6弱の地震が起きた。
幸い、自分たち家族が暮らしていた地域には、大きな被害はなかったものの、あの不安感はこの地震だったんだ、と妙に納得したのをよく覚えている。
と、こんなことが、第2子の息子を妊娠中にはよくあった。
こういう時期に見た「はっきりと日付の出てきた地震の夢」。それは湾岸線沿いの地域を襲った大地震の夢だった。
都市部を襲った大地震の夢
夢の中で私は、幼い第2子を抱いてテレビを見ていた。
夢の中で半袖を着ているところを見ると夏だな、とわかった。
ただし夢を見たのはまだ寒い時期。
私が見つめていたテレビ画面には、湾岸線に沿って建つビルから煙が出ている様子が映っていた。
かなり発展している都市で、地方都市というよりは、首都圏とか地方都市でも大都市の様相、という感じだった。
このテレビでの中継画面を見ていて、私は夢の中でとにかく
「日付を確認しなければ!」
と必死で、家の中を探して「今日はいつなのか」を確かめていた。
そして夢の中で(現実には持っていない)日めくりのカレンダーを見つけたのだった。
その日付は2016年7月2日。
あまりにもはっきりとした数字が出てきたことに、嫌な汗と動悸で目が覚めた。
夢の中で抱いていた第2子は、実際にはまだお腹の中にいたので、そのことにも妙な違和感があった。
そして夢を思い出しながら、2016年というとあと3年ほど先だな……と思ったことも覚えている。
その3年先が、もうすぐやってくる。
どうか、何事もありませんように。
ただの夢じゃん!煽るなよ~!で終わりますように!と願ってやまない。
後日談
この最初の投稿を振り返って、2016年が無事に過ぎ去ったことにホッとしている。
東日本大震災ほどの災害が、夢で見たような大地震が起きていないことに安堵している。
ただ、実は地震についてのドキドキはまだ、残っている。
というのも、私は2020年の東京オリンピックをとても楽しみにしている反面、本当に開催できたらいいな、という漠然とした不安というかモヤモヤも抱いているからだ。
これは人災とか費用面とかそういった話でなくて、災害によって物理的に開催できない状況にならないといいな、という点だ。
こんな不安を抱かなくても、しっかり開催できるのがベストなのだけれど、災害ばかりはいつくるかわからない。
しかもこの日本という国は地震大国であり、台風や最近は大雪でも大きな被害の出ることが増えている。
災害は忘れた頃にやってくるから、2011年のあの大震災を目の当たりにしたから、こうした夢でも不安感でもを頼りにして、日々、少しでもできる防災に努めたいと、子どもを持ってからは特にそう思う。
最低限の水と食料と、暖をとれるものや最低限の清潔を保つためのものを、生きるために、用意している。
どこで何があるかわからない毎日だからこそ、自分でできることは少しでも、しておきたい。
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