自然災害の規模が大きくなっている昨今。
きっとあなたも「この台風、今までと違う」とか「この雨、尋常じゃない」など日々の生活で感じることが増えていると思います。
これまでの常識ではなかなか推し量れなくなっている、近年のこの国の災害ですが
「知っていれば防げたかも」
「知っていれば備えられたかも」
という知識はあります。
その1つが「地図を読んで知っておくこと」。
大学で歴史地理を専攻し学んでから「ここに家建てるの大丈夫?」と思えるようになった私が、本気で「地図を読む一歩目」からお伝えしていきます!
今日は「地図を読む」の初歩の初歩。「地図の入手」から。
「地図を読もう!」第一歩は「入手方法」
私は個人的に「5万分1」の地図が好きです。これは、完全に個人の趣味。
航空写真や20万分1の地図、Googleマップも大好きですよ。
というように、地図には色々と「種類」があります。
「安全な居住地知りたい」「登山のために使う地図は?」など地図はその種類によって用途も色々。
ということで最適な地図を入手するために知ってきたい基礎知識をご紹介します。
地図には「種類」がある
さて先ほどお伝えしたように、地図には種類があります。
今はカーナビが発達しているのでなかなか地図を見ながら車を運転……ということもなくなりましたが、運転や移動に使う際に便利なものから、その土地の全体像、国の全体像を見るものまで地図も様々。
2020年10月現在、国土地理院が刊行している地図の例では次の種類が挙げられます。
・1万分1 地形図
・2万5千分 地形図/土地利用図
・5万分1 地形図/土地利用図
・20万分1 地勢図/土地利用図
・50万分1 地方図
・100万分1 日本
他にも種類はたくさんあるのですが、地図を読む最初に触れるに当たっては、1万分1地形図や、2万5千分1の地形図が使いやすいと思います。
地図の種類と価格については「国土地理院」HPをご覧ください
どれを選べばいいの?→2万5千分1の地形図がおすすめ
たくさん種類のある地図ですが「安全に暮らす」ということを目指すなら、まずは2万5千分1の地形図を読めるようになるところを目指すを良いと思っています。
この2万5千分1の地形図をおすすめするポイントは次の3つ
・日本の国土全体がカバーされている
・土地の高低、起伏、水系、土地の利用方法(集落・道路・鉄道など)が正確に表示されている
用途としても、郷土学習・観光での利用・登山での利用などピンポイントでしか使えない!という感じではないので、持っておくと幅広い用途で使えます。
どこで手に入るの?→通販でもいける!
よし!2万5千分1の地図を読むようになるぞ!
と意気込んだはいいけれど、では、その地図ってどこで手に入れればいいのでしょうか?
2020年10月現在、国土地理院のHPで提示されているこの縮尺の地形図の価格は次の通りです
A1判(折図)…6色 524円
※柾判=580×460mm で地図に使われるのに非常に優れた大きさ
現在簡単に入手できるのは「日本地図センター」の通販でしょうか。
私が大学生の頃は(該当地域の)市役所や市役所支所でも購入できました。
調べてみると、市役所でも扱っていることを明記している地域もあるので、地元の市役所で購入できるのではと思っていますが。
例:検索してみて、木更津市役所では取り扱いをしている旨、明記されていました。
まとめ
今回は地図(地形図)を読むための初歩の初歩「地図を入手する」についてお話してきました。
地図が読めるようになると「無用な危険に身をさらす」確率が下がるのではと個人的には思っています。
知っていれば避けられる危険は避けていきたいですね。
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