これは思っている以上にスゴイことだと

先日、たまたまネット上で次の動画を見た。有精卵の卵を割って、透明の容器の中でヒヨコが育つ過程を見られるというもの。私が高校生だったら、自分でもぜひこの実験に参加したいと思う。高校生じゃなくても、今でもこうした実験にはとても興味がある。


命が生まれてくる過程を、間近で見られることほど貴重な経験はないのではないか??

雌雄のある動物は、性的な接触があれば(というかはっきり言えば性交渉があれば)子どもができることは、今なら小学生でも性教育やらなんやらで知っている。

自分だって、知識としては知っていた。

でも、私自身は、自分に子どもができて初めて、実体験として、そして体感として、雌雄の交わりが子どもに繋がっていくことを体得した。

それまではやはりそれは知識でしかなく、本当に起こり得ることだという実感に欠けていたように思う。

ただ、子どもを産み育てている今でも、子どもがお腹の中でできて育った過程を実際に目にしたわけではないから、何となく不思議というか、すっきりしているわけではない部分もある。

それが、この映像を見た時に、そうか!子どもたちもお腹の中でこのように発生していたのだな!と結びついた。

いつもは「食べ物」の認識しかないたまごは、本当に、実際に、現実に、生きている生物になりゆく命だったのだと、体の芯がビリッと痺れた。

知識としての性教育ももちろん大切な部分はあるけれど、こうした「生命の発生の過程」を体験することは、何よりも命を体感できることのように思えた。

自分が小中高生でこの実験に関わっていたら、色々な価値観や視点、考え方まで変わっていたのではないかと思う映像だった。


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