[おすすめ曲]「真っ赤な空を見ただろうか」BUMP OF CHICKEN[元気が出る]

音楽紹介

もう、言わずもがな「善き」バンド。BUMP OF CHICKENの曲です。

昨今、報道で驚きました。でも、私は彼らの曲で、生きることを愛せる時間をもらったんですよね。

これは消せない。

ということで今回は、BUMP OF CHICKENの曲の中でも(いや、たくさんあり過ぎるんだけど)私がどうしても外せない曲「真っ赤な空を見ただろうか」を紹介します。

「真っ赤な空を見ただろうか」の基本情報


「真っ赤な空を見ただろうか」はBUMP OF CHICKENの11枚目のシングル「涙のふるさと」のカップリング曲として2006年11月にリリースされました。

いいですね、11月にリリースされた11枚目のシングル。

カップリング曲だったので、このシングル以外で聴くことは難しかったのですが、2008年にカップリング曲集『present from you』に収録されたので、こちらでも聴くことができるようになりました。

さらに!!

今は(ほぼ)全曲ストリーミングで聴けるので「真っ赤な空を見ただろうか」だけでも聴けるように……時代はすごい。

「涙のふるさと/真っ赤な空を見ただろうか」

「真っ赤な空を見ただろうか」は否応なく「元気をくれる」

BUMP OF CHICKEN「真っ赤な空を見ただろうか」

「真っ赤な空を見ただろうか」は本当に否応なく元気をもらえます。

この曲の背景とか知らなくても、元気と自信をなくした心に、ただただ、力を与えてくれます。

まずは↑の動画で楽曲を聞いてみてください(ただこれはミュージックプレミアムに加入していないと聴けないみたいですが)。

ただ一度の微笑みでこんなに見事に燃えるとは

この曲に関して、私が伝えたいことは、この言葉に尽きます。

ただ一度の微笑みで こんなに見事に燃えるとは

出典:「真っ赤な空を見ただろうか」 作詞/作曲 藤原基央

楽曲全編通して、頭から余韻までどこも大好きだし、全てから元気をもらえるのだけれど、特にこの部分が私には刺さりました。

私はBUMP OF CHICKENのメンバーとほぼ同年齢なのですが、大人になるってすごく、色々と「削がれるな」ということを実感しています。

「世慣れ」しなきゃ生きていけないし、純粋過ぎると生きていないし、汚れたり、欠けたり、でも失くせない自分の本質とかあって。

こういうのは思春期とかだけじゃなく、人間ってずっとこの繰り返しだと思うんだけれど、この年齢になってもやっぱり「わかった大人」になるって簡単ではなくて。

そういう人間としての陶冶の過程を生きている中で、失くしたくないのに「失くさなきゃいけない?」と戸惑っている部分を、この曲は「失くさなくていいんだよ」と真正面から認めてくれます。

夕焼け空 きれいだと思う心を どうか殺さないで
そんな心 馬鹿正直に 話すことを馬鹿にしないで

出典:「真っ赤な空を見ただろうか」 作詞/作曲 藤原基央

私には子どもがいるので、日々「大人としての自分」「子どもにとっての正しさ」でいるために結構無理しているところ、あるなって思っています。

自分ってそんなに立派な人間じゃないし、ずっと好きで捨てられないものも気持ちもあるし、でも、そこは隠しとかなきゃ的な部分が日常的にはあるから、自分を見失うこともままあります。

そうして「自分を見失いそうになった時」「自分って何?となった時」総じて「自分から元気がなくなってしまった時」にこの曲は、お腹の底から、効きます。

理屈ばかり こねまわして すっかり冷めた胸の奥が
ただ一度の微笑みで こんなに見事に燃えるとは

出典:「真っ赤な空を見ただろうか」 作詞/作曲 藤原基央

歌詞の詳細はこちらからどうぞ

スランプ中に書いたという逸話

私自身、この楽曲はまず曲を知って好きになって、年を経てもっと好きになって……という感じで、背景を調べたことってありませんでした。

背景を知らずとも、私にとってはものすごく力を持った曲だったので。

ただ、この記事を書くにあたり、背景を調べていると、この楽曲は藤原さんが極度のスランプに陥った時に「真っ赤な夕焼け」を見た衝動のままに書き上げた、とありました。

背景を知らなくても、私にとっては充分力のある曲でしたが、背景を知ったことで「どうしてこの曲があんなに衝動を伝えてくるのか」がとてもよくわかりました。

本当に心が打ち震えるもの、感動、衝撃。

こうしたものに出会ったときに「一気に」伝えようとする気持ちって、本当に熱くて、いつまで経っても熱を失くさなくて、力のまま、相手に伝わる。

藤原さんのそうした気持ちが根底にあるから、この曲には『「感動・衝撃」に心を持っていかれてもいいんだよ!そのままであれ!』という力があるのだろうなと、今の私は思っています。


まとめ

今回ご紹介してきた「真っ赤な空を見ただろうか」はどうにも自分から自信と「自身」が薄くなってしまった時にぜひ聞いてほしいな、と思う曲です。

元気がほしい、自分が進む道に対して応援が欲しい、こんな時にもぴったり。

この曲に出会うことであなたの心にあなたを奮わせる「真っ赤な空」が広がりますように。

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