万葉集の完全に趣味が専行した勝手な解釈「二首目」

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第二首目 舒明天皇の御歌

天皇の香具山に登りて望国したまひし時の御製歌

大和には 郡山(むらやま)あれど
とりよろふ天(あま)の香具山(かぐやま) 登り立ち
国見(くにみ)をすれば
国原(くにはら)は煙(けぶり)立つ立つ 海原(うなはら)は鷗(かまめ)立つ立つ
うまし国そ 蜻蛉島(あきづしま) 大和の国は



☆自由な現代語訳☆

この歌は、舒明天皇の御歌で、目の前に広がる風景をそのまま読んだというわけではなくて、言霊の呪(しゅ)によって、歌に詠んだような国になるようにと祈りを込めているとされている。呪術的な意味合いのある歌で、言祝ぎっぽい感じなのかな。

☆☆訳☆☆
大和には、たくさんの山が連なっているけれど、中でも立派なのは天の香久山だ
その頂上に登り、国を見渡せば、国の土地ではご飯を炊く煙の立つのがたくさん見え、水辺には水鳥達がたくさん飛び交っている
なんと豊かで滋味にあふれた国なのだ、蜻蛉島大和の国というのは

☆現代に合わせてみた自由過ぎる訳☆

みんなが幸せになるように!という祈りが込められている歌なので、現代に合わせてみるってなかなか難しいな……。

☆☆訳☆☆
世界には素晴らしいものはたくさんある だけれど解決しきれない困難もある
ある日私は 夢の中で 高く高く 宇宙から地球を眺めていた
そこに見えたのは 無数の灯りと豊かな緑 美しい海
そこには水と光に満ちる生命の惑星が あった
眺めているだけで胸がいっぱいになる 沃かさに満ちるこの惑星が そこにあった

☆岡山弁でいってみよう☆

思った以上に「なんかいい歌」っぽくなったから、岡山弁では難しいな。でも、敢えて岡山弁で、今回は現代語訳にそって、さらに自分本位な感じで、いってみようと思う。

☆☆訳☆☆
大和にゃーでーれーぎょうさん山があるんよ せーじゃけど一番は天の香久山じゃて
そのてっぺんに登ってな、下をよう見てみたんよ そしたらご飯を炊きょーる煙はよーけーあるし、水がある方にゃー水鳥がめっちゃおったんよ
でーれーええ国じゃと思わん?蜻蛉島大和の国ゆーとこは


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